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クマゼミよりアブラゼミのほうが鳴き声がつややかで、上品に感じられて良い。

さて、論文の進捗ですが、いままで全然手ごたえがなかったものが、だんだんと感じるようになってきました。それにしても進行はただでさえおそいので、この夏休みでどれだけがんばれるが勝負です。

田舎でも都会でもないまち、アンカーポイントのない、死にゆくエリアをどこまで秩序立てることが出来るか。
基本的には、公共施設や避難所を中心とした空地ベルトの保全と展開→防災・景観計画から縮退の時代における土地利用の総合的な計画へ、というストーリーになるとは思うが、どこまでわかりやすく研究として描けるか。タブーに挑戦している気持ちでがんばりたいと思います。コールハースの指摘するように、都市の図と地をひっくりかえせるか。まだ頭の中ではアイデアがバラバラでつながっていないので、詳細はいずれ書くことができればと思います。
妄想はさておき、出せる、出そう!と言われている景デに論文を提出できるだろうか、果たして、本当にきわどいところではある。