勤務開始





ジェフからよくよくきいてみると、Basel School of Designの卒業制作展でした。
多様な分野の学生作品がみれて、とっても刺激になりました。ワインをがぶ飲みしながらも、
がんばって感想や解釈を伝えようと必死になっていました。




ところで、本日9月17日から勤務がはじまりました。
とはいえ今日はオリエンテーションだったのでさっぱりとしていました。
社内の案内、そして何人かの社員さんに挨拶、会社のPC、プリンタ、スキャナ、各備品の管理、業務システム、メールの説明など。
で、入国管理局にいってさっさと移民の登録をしてこいといわれ、要らないと聞かされたけど、案の定現住所が必要だそうです。
以前の日記にも書いた通り、
ユースホステルの常連(共有スペースにいるだけで「ヘイ、ユーゾ!ユーゾ!」とおっさん達と近況を報告し合う始末)と化している
ボクには不可能な話でした。なにもできずにとぼとぼと会社に帰るワタシ・・・
(やろうと思えば不可能ではないんですが、いろいろと面倒な手続きをふまないと行けない。内容は省略します)
人事部のDミニク(美人お姉さん)に直接相談しに行った結果、ボクはやや複雑なプロセスを経てworking permitを手に入れることになりました。
というわけで、移住関係、口座開設はちょっと後回し。
相変わらずボキャブラリーがクソなのですがそれでも根気よく説明していると、ニコッとされて
「その調子でドイツ語も学んだ方が良い」と言われました。格安のドイツ語夜間学校が駅地下(コープ地下だったかも、忘れた)にあるらしいです。
なるほど、と思って超前向きに検討しています。いまはお金ないけど・・・。
しょっぱなに本当に迷惑かけてしまいました。



世話係の上司、Fーリオからは「四週間は様子見だね、頑張って慣れるように☆」と早速プレッシャーをかけられました。
明日から速攻コンペチームにぶっ込まれるらしいので、戦々恐々としています。
プロジェクトは三人一組のチーム構成。プロジェクトリーダーとアーキテクト、そして見習いの私という構成です。
「明日までには読んどいてねー」といわれ、渡された山積みの某コンペ資料は半分以上ドイツ語。あわわ。
とにかく、スパルタな面もありますが皆とっても丁寧で優しいのでほんとうに頑張ろうと思っています。
クビだけは死んでも避けるぞ。



コンペ資料はホステルに持ってかえっていいと許可を得たので、現在必死に翻訳しています。
面接もたくさん受けて、ホステルの人達ともたくさん喋っていたのでだんだんと打たれ強くなってきてはいますが・・・

いやはや、本当の地獄はこれからだ・・・